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ネタバレどころか書いていい事なのかすら今回は怪しい。まぁ例え話よ。見逃して。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

スクリーン6で音声トラブルがあった。

ガリレオ 沈黙のパレードー

 

寄りにもよってミステリー(?)作品。台風の日にわざわざ来てくれているのに謝り続けることしか出来なかった。

 

 

 

 

 

 

ラスト20分 きっとクライマックスだったんだろう。途中から映画を観られなくなってどんな気持ちだったんだろう。計り知れない。

 

 

 

 

 

 

 

 

俺には機械を直す力も、お客様にそれなりの対価を支払うことも出来ない。おれいみな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにもない。何も出来ないことを憂いててもしょうがない。出来ることが何もないならないなりに出来ることを探すしかない。手が届く範囲で。

 

 

 

 

 

 

 

 作品をみてお客様の気持ちに少しでも近づくことしかない。近づけてるのかわからないけど、それが俺の精一杯。

 

 

 

 

 

 

 

東野先生はガリレオシリーズでいつも湯川と闘う敵に拘っているらしい。

容疑者Xの献身は 「天才」

真夏は「少年」

 

今回はあの有名なオリエント急行を今風に作りたかったらしい。

 

今回の敵は「ふつうの人々」

まともに生きていればまず殺人なんて犯すはずのない善人

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな人々を魅力的に見せるために必要なのがそれぞれのキャラクターを色濃く描く事。だから今回の映画は今までと比べるとちと長いらしい。今回はその部分にかなりの時間を使ってしまっている。その時間はラスト20分を描くために使われているのよね

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お客様の中にはこうも言っている方がいた

「まぁもう、だいたい結末わかったからいいけどさ」と

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時ちょっとでも安心した俺を恨みたい。そんなわけがない。ラスト20分にはあのセリフ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

¨まだ沈黙を続けますか¨が残っているんよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でよ、この作品は真実がいっちゃんいいってことがいいたいわけじゃないとおもうんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真実が知りたくて沈黙を破りたいわけじゃないんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

刑事故真実を突き止めるのが仕事だから勿論そこも大事よ。けど、草薙が真実じゃないと思ったことだったけど自らが沈黙することで押し通そうとするのね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それはこの事件がこれ以上の不幸を呼ばないようによ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不幸を背負った顔した草薙の背中を押すように湯川が秘密で動くのね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

湯川って人の心がないんかって思ってまう時もあるけど、うちっかわにはちゃんときっとあるのね。それがどんなものかわからないけれどきっとそこには大事なもんがあるんやろうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

草薙はその部分に救われたんだとおもうんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間を正確に測ってだけとちゃうから、わからんけど恐らくラスト20分前は

並木長女が持っていたもの

⇒子供、才能

それを持つことが出来なかった嫉妬から殺害してしまったという、1時間半かけてやってきたことにしては単純な殺害理由で終わっていると思う。それを旦那が庇う形で都合よくはずかべの殺害に成功して綺麗につまらなくまとまってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

鼻歌を唄うシーンがある。旦那が真実を沈黙することで救えた喜びからだろうかなんなのか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー『沈黙のパレード』に隠された、本作が最も伝えたかったことー

 

○沈黙
愛する人を守るために/傷つけないために、真実を隠すことは正しいことなのか?/真実を隠し続けながら生きて行くことは出来るのか?
⇒被害者の家族や彼女と親しかった人々。

⇒もしくは自分がこれ以上傷つかないために、真実から目を背けることは正しいことなのか?/見て見ぬふりをしながら生きて行くことは出来るのか?

⇒過去の事件にトラウマを抱え、今回の事件を捜査することに迷う草薙。

○パレード(仮装)
愛する人のために「ふつうの(善良な)人間」という仮装をして、周りを偽りながら生きて行くことは出来るのか?

 

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後の草薙の究極の2択を迫るシーンにはこの作品がやりたかったことが込められてるはずなのよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この映画が音声トラブルという沈黙を起こしてしまうのは呪われた因果にもほどがある。悲しいわ、ばか!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

劇中で何回も流れたJupiterはこの作品とかなりリンクする部分がある。

ラスト20分がみることが出来なかったお客様がこの曲をたくさんきいてるといいなと思ったりして

 

https://youtu.be/EGqMQrqxg1U