感じた部分だけ
※ネタバレ含む
改造人間にされてしまって、人間兵器になる所をどれだけ人間らしく有れるかが仮面ライダーの良いところかなと思ってる。
観たあとの1時間位は味方陣に寄り添いすぎな気もしてそっちの意味で兵器気味だったな。と思ったけど、元々がコミュ障な部分を汲み取ると結果がそうであっただけで本人なりに一生懸命だったのかな。
主人公 本郷が 常に震えててチワワだのちいかわだの言われてるらしくてわからないこともない。
平成ライダーの中だとファイズが1番近い気がする。真理と巧の距離感とマスク持ち運びの所とか。
他作品だとエヴァンゲリオンという感じ。
ヒーローものってだいたいそうだけど気弱な主人公+第三者の目的のために戦いを強いられる+巻き込まれる。
最初っからヒーローになりたいって初心を強く持っている人よりも、自分が初心をどこで拾ったかわからないまま行動してしまう事が多いから、巻き込まれて次第にヒーローになって時に迷うタイプのほうがみやすいのもあるけれど。
迷ったら初心を思い返せ。なんてよく言われるけど巻き込また人はどこでその初心を拾ったかわからないから純粋な願いを探す旅に出るネグレクトヒーロー好感もてる。
ルリ子(浜辺美波)が用意周到なのはわかるけど、政府や目の前のベンチャー企業のパワーに負けがちなのはヒロインとしての位置をキープしてて良かった。用意周到なのに着替えないところは笑ったけど、人間臭くて好きになった。
女の子の白服+下グレーって可愛いね。
斎藤工の名乗りが滝なのカトク隊の滝くんから取っているのなら熱いね。名乗りで距離縮まるの事で続編がありそうにみえるのが妄想膨らんだ。
骨折後に2号が仲間に加わるところの原作再現の伝わりにくさ極アームズ。マイナー情報故に一般人+仮面ライダー好きな人が見た時に盛り上がる会話の種とかにはなりそう。生憎1人でみたのでそんなエピソードはないけれど。
そんな2号が結構いい味出してて、終始暗めのテンションで話が続いていくけれど2号が陽キャなおかげで明るくなった。純粋なテンションもあるけれど、辛いという字から1本足せば幸せになる。といっているなかに一文字が参加する意味合いもあってか、ルリ子が本郷を信頼して託した想いが一文字に継承されることで凄く爽やかな終わりを迎えられてよかった。
ウルトラマンと仮面ライダーの違いが自分の中ではハッキリあって、
ウルトラマンはその星の生き物のその先を見届ける役目があって行動を起こすのはウルトラマンではなく人間。対して仮面ライダーは仮面ライダー自らが行動を起こしていく。
ひとつの映画としてまとめるならウルトラマンのほうが良さは出しやすそう。仮面ライダーを見届ける仕事は映像をみている僕らだから1本よりも毎週やるタイプのほうが一般的に仮面ライダーの良さが伝わるのかなと思った。この映画きっかけで日常のどこか隙間に仮面ライダーを挟まれたらいいなと思いました。
1話だけでも良かったら是非。
推しの結婚がきついって言ってる人の「感情」がよくわからなかったけど、歳ある程度取って気づいたけど、他作業がしんどい中推しの情報を見る事が心の余裕に繋がっていたのに、1度情報を入れると嫌でもその情報が結婚祝いとかだけやたら回ってくる「現象」がシンプルにみたいものではないからしんどい。早く元気になってほしいとは思わないことにしたけれどちょっとでも気持ちをわかってあげられたらいいな。